少し鉄ちゃんの私にとっては興味深い資料が見られ、有意義な時間が過ごせました。
旅好きの愛妻も納得されていた様子。
文学館を後にして、笹塚で新宿線に乗り換え九段下まで、北の丸公園内にある昭和館を拝観。
激動の昭和、戦前・戦中・戦後と展示資料に感慨させられました。
昭和23年生まれの小生、幼年期から少年期を戦後の物がない時代に過ごせ、好い時代に生まれたのかなと実感します。現在の格差社会とは違い、物がなかった時代、皆平等。
小生は文京区小石川伝通院生まれで、サラリーマンのごく普通の家庭、着る洋服は継ぎ接ぎだらけ、野球のグローブ、自転車などは父親の手造り、庭の奥にある風呂は薪で炊き、小生が役目であった。
電話、テレビも町内で早く入れ、近所の方たちがテレビを観に来ていたことが思い出された。
今振り返っても、貧しかった、辛かったとは思ったことはなかった。
神保町まで出て店により、用事を済ませ帰宅したのは薄暮の6時半頃になっていた。