朝一番のやまびこに乗り、新花巻に降り立ったのが9時過ぎであった。
先ずは、宮沢賢治記念館まで、賢治の世界に触れてひと時を過ごし、11時過ぎの銀河鉄道釜石線に乗車、田園風景を走る列車は12時ごろに遠野に到着した。
遠野では柳田國男の遠野物語一色で、語り部の昔話に耳を傾け、民話の里に降り立った私たちであった。
蚕の飼育、ホップの畑、タバコの畑もあり、貴重な体験もできた。
夜は宮守駅近くの眼鏡橋のライトアップを撮影に、レンタカーで向かう。ところが雷の豪雨、それでも車中より、小降りを待ってのシャッターチャンスを活かし、何とか賢治の銀河鉄道の夜のイメージで銀河ドリームラインが撮れた。
まあ〜いっか!
病気を忘れさせてくれた旅であった。