レンタカーに乗り換え、松山町にある一ノ蔵酒造の蔵見学にやってきた。
一ノ蔵は私の好きな蔵元で、当店でも事あるごとに限定酒などを取り寄せている。
全国はもとより海外にまで販売をしているのに、手造りを基本とした酒造りを未だに続けている姿勢、社員全体が職人気質の誇りを持って酒造りに専念されている。
東京の営業の方が連絡されていて、現地社員の方に蔵見学の案内をしていただき、酒造りの難しさ、酒造りの情熱がひしひしと感じ、ますます一ノ蔵の酒を売らなければいけないと感じてきた。
蔵を後にして、石巻市の河北の北上川まで車を進める。河口近く10キロもある葦の群生地を見に来た。日差しの中の葦は黄金色に輝き、北上川の流れと風に揺れる葦は水鳥たちと原風景のメロディを奏でている。
雄勝町に移動、『硯伝統産業館』を訪ねた。全国で20箇所程生産地があるが、雄勝が全国一の生産量を誇っている。600年前の室町時代かららしい。伝統芸である硯職人さんが減っているそうです。
女川経由で石巻に出て、三陸自動車道で仙台まで、レンタカーを戻し、6時半ごろのはやてに乗り、我家には8時半ころに無事帰還できました。
今回は時間に余裕がなくなり、雄勝町と女川町を結ぶ海岸線の美しい入江の景色もゆっくり眺望できず、急ぎ足の行程で女川漁港で買い物はしたものの、石巻では寄り道が出来ず、今回の旅は心残りの旅でもあった。
所詮日帰りにでは・・・・無理だよな!
JRの駅員さん ありがとう これからも車椅子で旅をしますよ!