12回目を迎える今回は立川流から6月に真打昇進の志遊師匠と二ツ目の吉幸さんに高座を託した。
大入り札留めの中、1時30分に12回目の幕開けとなった。
お二人の落語は寄席でも良くかかる噺をぶつけてこられ、参加者もリラックスして聴いている様子で、噺家さんとの一体感が生まれて、なにわ亭は古典落語が醸し出す心地よい盛り上がりみせていた。
今回はゲストに志ん生を語らせては第一人者の演芸評論家・保田武宏さんもお呼びして、なにわ亭落語会を楽しんでいただいた。志ん生関連の本を多くご高著されて、今回も新書『志ん生の昭和』(アスキー新書)の即売会も兼ねた。
先生とは7月頃からか、落語とは別の会の集いが当店で行なわれる様なってお近づきになり、また芝落語会との共通点もあり、今日のゲストとして参加いただいた次第です。
今回はもう一つ;
毎日新聞の取材も入り、如何様な形かまだ分からないが掲載していただけます。
もちろんその折にはブログでも紹介します。
回を重ねれば重ねるほど充実感が生まれ、ネタ帖に歴史が刻み込まれて行き、お客様にも共感いただいて感慨無量と相成ります。
ありがとうございます。