王子稲荷では大晦日に『狐の行列』なる祭りが催される。
北本通りを隔てた装束稲荷を深夜0時に狐の行列はスタート、途中で『提灯交換の儀』があり、45分ほど掛けて王子稲荷に到着するようだ。今年は見に行ってみよう。
『名主の滝』庭園は武家下屋敷跡ではなく、名主畑野家の庭であったと。武家でないところに価値ありか? 安藤広重の1850年(嘉永3年)の作品にも描かれていることでも有名である。
滝は三つあるが涸れている。庭園はすばらしいのだが、残念のことにJR沿いなので、新幹線、東北線の列車通過音が耳障りである。
当主がタイムマシーンで現れたら嘆くであろう!
帰路紅葉橋付近のもみじの葉はまだまだ青々して色つきは始まっていない。
2時間30分かけての散策を楽しんできた。
写真:王子稲荷の本堂の天井の絵、赤鳥居の先には狐の穴、お近くの方、出かけてみては!