E−mailかわら版で発信しましたが、18日(日)に米沢方面へでかけた帰りに、鉄道ファンの小生は旧板谷峠に入り板谷駅、峠駅を訪ねました。
以前訪れたのは1994年5月(平成6年)でしたから、もう11年前にもなります。
山形新幹線が開通したのが1992年(平成4年)でしたから、2年後の峠駅はまだまだ旧駅ホームの雰囲気が残り、スイッチバックで鈍行電車がやってくる光景が浮かびましたが、今回の訪問では残念ながら雑草に覆われ旧ホームの実感を掴む事は不可能でした。
現在の駅は引き込み式ではなく、シェルターの中に峠駅が造られています。小さいホームを新幹線つばさが奔り過ぎて行きます。
でも、昔ながらの光景がまだまだ見られるものがあるんですよ!
写真撮影の為、峠駅16:45発下り鈍行電車(福島発米沢行2両編成)をホームで待っておりますと、薄暗いシェルターの先に駅前茶店から半てんを羽織った売り子の姿がホームに近づいてまいりました。
あっ、まだやってた! と実感、うれしく懐かしく、思わず近づいた売り子さんに写真を撮らせてくださいとおねがいしました。ところが売り子さんは以前とは違い小父さんではなく若者でした。(息子さんなのか?)
2両編成の電車がトンネルの中からうるさい音を上げながら登り上がってホームに到着。売り子の出番です。峠の力餅はどうですか!の声は離れた属置では電車の音に消されてしまいます。
まばらな乗客の一人が声をかけ、力餅を。売上一つ1050円です。電車が去った後に、写真を撮らせていただいた御礼に一つ(12個入り大福餅)購入しました。美味しいですよ。
ちょうど売買している光景の写真は別カメラに収めましたのでここでは紹介できません。
その昔、奥羽本線に乗りこの峠を通過して東京に出てきた方が大勢いらっしゃるのでしょうね。新幹線つばさでは山間部の中のトンネルで駅ではなく通過点に過ぎません。さびしい!
もし、機会がございましたら一度訪ねてみてください。
posted by なにわマスター at 17:13| 東京 🌁|
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